『勉強』と『将来への期待・ワクワク感』
2020年11月18日
こんにちは
学び舎永進です。
今回は前回の続きです。
前回では、
「興味を持ってもらうには」と言う形で書きました。
そのためには、
『子供の好きなモノやコト、日常に勉強をひっかける』
と言うことが大切だと。
これは前々回で書いた、
・面白い、楽しいなどのポジティブな感情面
を引き出すため。
これにより入り口にあった抵抗感という壁を取り除くことが出来ます。
しかし、それはあくまで壁を取り除いただけ。
勉強における大きな問題は、
『その後も継続的に、自分でやり進めるか』ということ。
スポーツや遊びなどは楽しければ趣味として続けていくことは出来ても、
勉強を趣味にって相当ハードルが高いですよね・・・
でも、勉強するということは継続的なもの。
正直大人になっても続くものですし、
勉強は積み木のように積み上げていくもので、
あとで「あの時やっておけば」って思うことも多々あるかと思います。
じゃあ、どうやって継続的に勉強ができるようになるのか?
継続するということに対して必要なのが、
次に何が出来るかという未来への期待感、ワクワク感
です。
例えば、
スポーツなどの勝負事って、
次は負けたくないとか、次は上手くいかせたいって思いませんか?
漫画・本などストーリー性があるものって、
次はどうなるのかなって思いませんか?
(細かく書くと長くなるのでカットしますが)
そういった時って、
つらい練習でも頑張ったり、想像力巡らせて予想したりと、
言葉は悪いかもしれませんが、勝手にするはずです。
でも勉強ってなるとどうでしょう。
大体が「次のテスト」という考えには繋がるものの、
そういった気持になりますか?
たぶん多くの方はなりませんよね。
ではどうやって勉強で期待感・ワクワク感を作るのか。
それは、将来の可能性という点です。
例えば、
「今の勉強は将来使わないから」と言って中学校で理科をやらなかったとします。
高校生になって文系か理系を選択する際に、「化学が嫌いだから」と文系にしました。
そして大学は文系に。
一見、ごく普通の選択肢に見えますよね。
でも、ちょっとこの情報に+αで『趣味がゲームの子』だったと入れましょう。
もし、この子が今からゲームのプログラム等をしたいとなったら?
これ、実際の知り合いの例なんですよ。
・この子が中学校の時に、理科の物理単元がプログラムにつながって行くと知ったら?
・この子が高校生の時に、理系は物理でも受けれると知っていたら?
違った道が残っていたかもしれません。。。
実際にこの人は、高校の物理を一から勉強しなおし、
プログラムを独学で見につけ、今は念願の仕事につきました。
大人になってから再度勉強しなおすことは可能です。
でも、それには学生の時の何十倍もの時間や体力を使います。
(家事や仕事と時間の制約が多くありますから・・・)
だからこそ、
今やっている勉強が何に繋がり、自分の選択肢がどうなるのか。
これを伝えていくことが重要になっていきます。
長々と、しかも2回に分けて書いてしまいました。
文章にして伝えていくのは本当に難しいですが、
私たち永進は、
ただ単に勉強の苦手をなくすのではなく、
勉強に対して2種類の興味を作り出し、
本当の意味で勉強の仕方の改善をはかる塾。
と言うのが少しでもお伝え出来たのであれば幸いです。
しかし、この指導法は生徒一人一人の、
性格やキャラクター・将来の夢などによって変わっていきます。
しっかりと生徒個々の分析をしながら最善策をご提案していきたいと思います。
ご興味ある方は、ぜひ一度ご相談ください。
入塾の有無にかかわらず、分析から勉強法のご提案まで致します。
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お気軽にご連絡ください。
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